10月30日(月)〜11月5日(日)

…2006年11月5日に書いている。
バタバタ、どたどた、どよよぉ〜ん、だらだらぁ〜ん、でろでろぉ〜ん、の1週間が、また、繰り返された。

10/30は、何をしたのやら、記憶にない。
1日、煙草に明け暮れた、はず。

10/31は、S学院大学の非常勤の授業の日。
気がつくと、15時を回っていた。でがけに、なんとかデータベースにデータを入力せよ、という至上命令がメールで届く。学内からしかアクセスできないページだ。
仕方ないので、ちょっとしたアプリケーションを利用して、研究室のサーバから操作する。
ディスプレイとキーボードを「拝借」するので、特に、キーボードで入力した文字が伝わらない場合があり、とても困る。苦肉の策でローマ字入力する…とても遅い。
入力し終わったら、授業開始まで20分しかなかった。
とりあえず、タクシーを呼んで、ぶっ飛ばす。
とは言え、研究室にOHPシートを置いてきたから、寄り道する破目になる。
20分遅刻した。
学生たちが待っていてくれた。
ごめんね〜

授業を始めてみると、目がよく見えない。
ふらつく。
正直に、調子が悪いことを告白。
話しをしているうちに調子が出てくる。
一応、伝えたいことは話した。

夜、受講生の1人からメールをいただいた。
激励のメール、かな。
こっぱずかしいが、「熱意」が伝わった、ようだ。
でも、教師ならば、当然のことをしただけなのだが…
どうも、それほど体調も悪くないのに、予習で疲れたから休講にしちゃう、センセがいたらしい。
前の週、授業1コマに何千円払っているのか、計算したことがあるか、と、アジったから、その受講生は頭に来たようだ。
そう、どんどん、頭に来なさい。
少なくともあたしは、這ってでも授業には出ていく。
アリシン臭(ビタミンB群が入った栄養ドリンクを飲むと、強ければ汗がニンニク臭くなる)をプンプンさせながら、煙草をガシガシ吸ってでも、とにかく、出て行く。
受講生たちに伝えたいことがあるから。
例え次の日の会議を休んでも…それは、やり過ぎ、だ。

地下鉄に乗ろうとしたところで、父親の担当医から電話がかかってくる。
なんと、11/1に退院できるらしい。
急きょ、妹と退院大作戦を立てる。
父親は、呑気なもので、靴も服も病院にはないのに、1人で大丈夫、と言っているらしい。
とにかく、11/1の午前中、妹に実家に寄り、服と靴を持って病院に行ってもらうことにした。さらに不必要な荷物を持って実家に運んでもらうことにも。
退院は午後だったらしいが、案の定、父親は服と靴のことは忘れていようだった。
さらに、荷物を広げて、荷造りができないでいたようだった。あれもこれも、目に飛び込んで来るのだろうか?
妹がさっさと片づけ、身体1つで家に戻れるようにしてくれたらしい。
ありがとう。
あたしは、自宅待機…単なる昨日の疲れ、とも言う。

11/2は、本務の授業。
ほとんど、学生頼みの演習。
ゲストも来てくれた。司会までやってくれた。
とてもとても助かった。
ありがとう。

しかし、悪いことに気付く。
11/2は、通院の日だった、のだが、気付いたら既に診療時間は終了、授業開始30分前。
昨年末の悪夢がよみがえる。
とりあえず、タクシーをぶっ飛ばす。
家に戻ってから、SSRIを探し出す。
とりあえず、3日分はあった。
記憶では…病院のパンフレットは見つけられず、土曜日の午前中が診療していたか定かでない。
もし、11/4に1週間分だけでも薬がもらえれば、ラッキーだ。
問題は、11/3にちゃんと眠れるか、つまり、11/4の午前中、ちゃんと病院に行けるか、だ。

11/2は、眠剤と抗ヒスタミン剤の力を借りてとりあえず寝てみる。
久々に、心臓をつかまれるような感覚に襲われる。
なんだか、ね〜
これでは、プラセボではないか。
医者に確認してもらおうかな。にせ薬をもらって、体調が悪化するかどうか…
11/3は、眠剤を倍にして服用した。
幸い、11/4は、午前中、通院できた。
担当医がいないので、診察が必要になるかもしれないのだが、待合室で不覚にも居眠りしてしまう。まだ眠剤が切れていないのかもしれない。
で、無事、薬を出してもらった。
これだけで、安心。
やはり、プラセボか…

11/4は、妹が次男を連れて両親の家を訪ねる日。
次男は小学2年生。身体が大きい。やんちゃで、落ち着きがない。
はて、父母はどう対処するのか?
それにしても、よくまぁ、関係修復できたものだ。
11/1に無事に退院した父親は、相変わらず、薬をなかなか飲まないらしいが。
とにかく、妹と2人で、薬飲め説得作戦を実行しなければならない。

11/5は、家捜し。正確には、11/4の午後から続いている。
学会のホームページを作成する、関係するデータベースを構築する、さらに、そのデータベースに対してWebページを介してアクセスするようにする、ために、あたしの作業に対して対価を払ってくれるように理事会に事務局が提案してくださった。
作業のために、中古マシンを購入したのだが…その領収書が見つからない。
とても、とても、とおぉっても、がっくり。
大事なもの、だから、しっかりとしまい込んだはずだ。
はて、どこだろう。しまい込んだことが徒になった。
代わりに未開封の手紙ばかり出てくる。

また、眠れなくなる。
自信を無くすことだろう。


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