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「うた」カテゴリーアーカイブ
幻覚5首
晦の明け方に見た幻覚は友がすりより尻押しささやく 金縛り友とかすかに思ふのみ誰とも知れず過去悔いるなり 無いはずの襖が開いて人ぞ来る布団剥がされ寒さで起きる 襖開き見知らぬ3人見下ろしつ何ぞいひたき哀しげなかほ 幻覚とひ […]
電機屋で
電機屋で 独り言いふ 吾を見たり 待合室の 隣人のごと 待合室は楽しくもあり、キンチョーもする。どの席に座るか、隣の人は座られたくないのではないか、自分はどう見られるのだろう…少なくともあたしは、両脇に誰もい […]
週末の
週末の 都心の空に あかあかと 火星が一つ 吾を見つめをり 火星は赤いのだから、白い白馬、馬から落馬、かな…
川べりで
川べりで背を競いたるイネ科ども花風にゆれ銀に輝く
喫煙を
喫煙を しようとしても 火を点ける タバコの先も 見えざるよはい
太棹の
太棹の 三味の音響く 下通り 肥後の国にて 津軽を聴けり
パキシルの服用停止にて詠める
副作用無しと言はれしパキシルは服用停止で暴れまくれり 処方せん持って走りしすぐにでも服用したし輝ける薬 体内の濃度高まるその日まで続く闘い萎える身体 催促がネット介して押し寄せりただひたすらに丸くなるのみ 空腹も尿意も痛 […]
眠れずば
眠れずばカップ麺食べビール呑み ラボナ流して妙な夢見る アルコールと併用すると、悪夢を見るらしい。最悪の場合、譫妄を見るという。実は、楽しみだったりする。 しかし、目覚めると、とても疲れている。寝て疲れるのは困る
譫妄を
譫妄を見ている夢を見る吾は 幻なるか妄想なるか
耳鳴り2首
吾が中の誰が叩くや張りぼての鐘の音こそ尾骶打ちけり あちこちの空洞たちが鳴動すぼわんぼわんと吾を攻め来る
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