理事を務めている学会があった。指導生どもが発表する、ので、援護射撃(会場で睨みを利かせる)をするはず、が、集合時刻に起きてしまったり、して、かろうじて、発表の最後に間に合ったり、討論に間に合ったり、散々。
一応、それなりに援護射撃はした、と、思っている。思わないとやってられない。
手前みそだが、2人の発表はなかなかよかった、と、思っている。
いやいや、上出来だ。なにしろ、あたしなんぞ、学会デビューは、助手になってから、だったからな。
今から考えると、論文の書き方、なんてことは、教えられたことはなかった。
あたしは、ここ数年、自分から文章を創り出すことは極めて困難な状態。しかし、書かれている文章の矛盾をつくことは、幸いできる。
従って、あたしの目をくぐった予稿集、論文、には、細かなケチはつかない。
こう考えられないか、このような場合には適応可能か、といった、建設的なやり取りが行われる。
もちろん、こう考えられないか、には、大抵、あたしが見逃していた論理の穴が指摘されていることがほとんどだから、あたし自身、勉強になる。
で、疲れた。3日ほど、寝込んだ。
その勢いで、結局、6月末は寝て過ごしてしまった。
カレンダーは5月のままなのに、もう、7月になってしまった。
7月3日、木曜日は、通院の日。
久々に、担当医の顔を見た、というのも、起きたら診療時刻が過ぎていた、という事ばかり重ねて、どうにもならなかったからだ。
健康でないと、医者には行けない。
通院できなければ、当然、SSRIパキシルが無くなる。他の安定剤や眠剤は飲んだり飲まなかったりしていたので余っている。
パキシル服用停止による副作用はすさまじい。
3日位すると、耳鳴りがする。頭痛も伴う。鎮痛薬は役に立たない。何しろ、機序が違うのだから。
最悪なのは、電気ショック様感覚異常である。笑っても、首をひねっても、もちろん、歩く度にその部位から脳天に向かって電気ショックが走る。
呆れた担当医が言っていた、このパキシル服用停止による副作用に耐えた最長記録だ、と。
来るとわかっていると、それなりに備えるのであるし、感覚異常であるとわかっているからそれなりに我慢もできる。
ひたすら、寝て過ごす。そして、通院の日を逃す。
逃してどうにもならなくなって、担当医ではない医者から処方せんをもらってとりあえずパキシルを入手、そんなこんなで、久しぶりのご対面、と言うことになった訳だ。
7月3日は、会議が午前中ある、と、思い込んでいて、早めに通院し会議に駆けつけるつもりでいた。のだが、起きたら10時を過ぎていて、会議が始まっている時刻になっていた。
よくよく開催通知を読むと、13時30分開始だった。
お間抜けである。
ゆっくり通院し、13時からの授業は形式的には休講にしなかった。
発表者の意図を根底から崩して、会議に出かけた。
その会議は、情報に関係する委員会で、こちらに赴任してからずぅ〜っと、委員を続けている。
久々に、暴れた。
そもそも、資料が「虫食い古文書」状態。PDFリテラシーがない誰かが用意したのだろう。
こんな資料で会議ができるか、我々に失礼だろう、と、怒鳴った。
思えば、最初の職場では資料を揃える側だった。その時の敵討ち、しても仕方ないけど。
それと、委員長に噛みついた。
資料に合わせて、同じものをPPで提示している。当然、文字なんて読めない。
それは、読むなと言っていることと同じだ、と、怒鳴った。
いい加減にしてくれぃ。
会議の最後に、700台のコンピュータのリプレースの方針が伝えられた。
話していた室長は、爆弾だ、と、形容したのは、プリンターの問題だった。
何でも、タダだから、ということで、資料をコピーする代わりに印刷させている教員がいるということだった。なぁ〜に、考えてんだか。
自分の首を絞めるようなことになるのに。
で、コンビニのコピー機と同様、1枚印刷するのに10円が必要になる、ということだった。
大賛成である。
ぜひ、実行してください、と、発言した。
むしろ、700台のコンピュータの基本ソフトウェアの選択の方が爆弾だと思ったのはあたしだけだったようだ。
Mac OS Xを採用する予定だという。
UNIXだから、と、管理しやすい、のが、選択基準だったようだ。
そうそう、管理しやすいのだ。
さて、会議が終わって、ほっとしていたら、資料をぶちまけてしまった。
揃えるつもりが、上と下だけが残って、中が机のしたにバサバサ落ちちまう。
お間抜けである。
アベアベしていると、先ほどの室長が、名刺交換を…なんで?
某学部が捨てた電子シラバスシステムエシラスをひな形に、全学的なシラバスシステムを作成したい、と言うことだった。
いわく、あなたが創った(正確には、あーしろ、こーしろ、と、思想を院生に伝えただけだったけど)シラバスシステムは、何でもできる、と…
何でもなんてできないよん。
どうやら、学部を超えて検索したいらしい。
確かに、そんなことはへのかっぱである。
うーん、見る人が見ると、わかってもらえるものだ、な。
某学部はどうすんだろうね。
全学のシラバスシステムを利用します、と、決めたようだが、使ってみたら、前と同じ、になるのだから。
さて、会議が終わって、また、3日ほど寝込んだ。
暴れすぎだ。
それと、1TBの外付けハードディスクを同時に2台、壊したことも、かなり来ている。
その前に、500MBの外付けハードディスク(LaCie製)を同時に2台、壊している。
3TBのデータが一瞬で消えてしまった。
正確には、500MBのハードディスク2台を壊した時点で、1TBのハードディスク(WD製)を購入、一応復帰された。
LoepardのTime Machine機能を使ってバックアップしていたつもり、なのだけれども、それも消えてしまった。パーティションを切ってTime Machine機能を使うとダメかも。
もう1台の1TBハードディスク(LaCie製)は、ネットワークで共有するタイプ。
これが、いつの間にか、マウントできなくなって…回転音に異音が混じっている。
はぁ、このハードディスクは、どうやって初期化するのだっけな。
ちなみに、Time Machine機能を使ってバックアップしていた1TBのハードディスクは、ブレーカーが落ちてから2度と動かなくなった。
洗濯しながら電子レンジを使ってはいけないのだった。
初期化できないので、TechToolPro4で表面検査をされているが、10日経ってやっと2割ほどの領域が済んだところ。約20億のブロックを検査し終わるまで、コンピュータが使えない。
先に500MBのハードディスク2台を某カメラ量販店に持って行ったところ、買った方がいいと修理を断られた。
で、悔しいから、WD製の同じ1TBハードディスク、LaCie製の同じ500MBハードディスク…これは日本では入手できそうになかったので、アメリカから購入、さらにLaCieのサイトにあるショップから2TBのハードディスクを購入することにした。
今、手元にあるハードディスクを取っ換え引っ換え常時8台程接続して使っている。
ギガ単位のハードディスクでまとめればすっきりするはず。
今回は、もったいないけど、1台のハードディスクをTime Machine用に使うことにする。
寝よ。