彼岸前後が親父の49日… 2009年3月29日

まずは、これから書いておこう、かな。
彼岸を避けて、前の週に仙台に出かけた。
ホテルの掃除を2日に1回にしてもらい、ゆっくり寝たり、何故か年休を取っているのに送られてくるメールに返信して仕事してしまったり。

往にたる父は、まだ、本堂裏に預けられている。それを納骨堂に移動してもらい、経を読んでもらうお願いをしに、大家兼菩提寺に挨拶に行く。
とは言え、母親(パーキンソン病)の体調がよくなければ、儀式ができない。

まだ、電話が2本引いてある。
1つは、父が独立した時に購入したもの。仕事をやめてからもずっとそのまま使い続けていた。
番号に思い入れがあったのだろう、と、思う。今でも覚えている、隣のパン屋さんには電話があって、呼び出されて父は行ったものだった。
初めて電話が引かれた時、子どもだからか、なんともワクワクした。今では使われなくなったパルス式のダイヤル電話、黒電話だ。パルスは10、ダイヤルが戻るのがとても遅い。
もう一つは、仕事場を借りた時に引いたものだ。
その後、あたしが電話の権利を購入し、モジュラーケーブルでプッシュ式の電話をつなぎ、パソコン通信に利用していた、そのモジュラーコンセントに、黒電話をつないでいた。ちょうど、仕事をやめた時に仕事場の黒電話を持ってきたとのこと。こちらの黒電話もパルス式、20なので若干ダイヤルの戻りが速い。
で、仕事用の電話は業務用の契約なので月額2500円の基本料金、仕事場のは何故か一般家庭用で月額1700円。
母親は、業務用の電話を早く止めてもらえぇぇ〜、といつも叫んでいた、のだが、往にたる父は、頑として聞かなかった。電話帳に番号が載っているので、かかってくる電話のほとんどが、何らかの勧誘だったりする。
で、今回、業務用の電話番号を停止し、家庭用の電話番号をメインに利用することにした。
ついでに、Bフレッツの契約をしてIPフォン、ナンバーディスプレイの契約をして、電話機もプッシュ式のを購入した。

ところが、である。
あたしのヘマか、母親が忘れたか、そもそも理屈を母親がわからないのか、否、そもそも、業務用の回線に新しい電話機をつないでいたのが問題かな、これはやはりあたしのヘマだ。
業務用の電話番号が止められたので、仙台から戻って家庭用の電話番号にかけてみたのだが、30分経っても出てくれない。後で妹に聞いたところ、なんと、まぁ、電話線をはさみで切ったらしい。
家庭用の回線につないでいた黒電話は、ほこりをかぶっているので、触りたくない、のだろうね。
仕方がないので、業務用の電話番号は使えなくなったこと…1週間ほど電話をかけることも電話がかかってくることも、できなかったのだな…電報を打った。
普通の電報だとつまらないので、裃を着てお辞儀しているウシ、で送った。ま、びっくりするか、呆れるか、大笑いするか、だろうと予想して。
モジュラーケーブルは妹に送って、つないでもらった。
番号も表示されるし(妹とあたしは、なかよし、グループに入れたみたい)、電話が鳴る度にドキドキしていたという母親も少しは安心して電話に出ることができるかも。

あれ、彼岸の話題はどこに行った?

まぁ、いい。
後は、母親が寝ているベッドの傾きを直した。
元々、居間の床が傷んでいるし、畳も傷んでいる、ので、せっかくのベッドが傾いていた。
パーキンソン病なので、起き上がるのが一苦労、入院した時にはベッドに寝ていて、比較的ラクに起き上がることができたのだろうか、家でもベッドに寝たい、ということだった。
ところがっ
傾いたベッドでは、寝ているうちに落ちてしまう、らしい。
仕方がないので、足が来る場所に枕を置き、北枕で寝ていたのだね。
あたしが持ち上げる役、妹がすのこを調整して配置する役。
まだまだ、腰に負担をかけずにそれなりのモノを持ち上げることは可能だ、が、そのままベッドの高さを維持するためにはかなり広背筋に負担がかかる、ということは、翌日わかった。
大腿筋、広背筋、そして大デン筋の上部が筋肉痛だった。翌日に筋肉痛が出てくると言うことは、まだ年寄りにはほど遠いのか?????

それと、葬儀費用の支払いがあったっけ、な。
葬儀社の取り計らいで、分割払いにしてもらった。無利子無担保で。
ついでに、鈴と焼香炉を買いたいと葬儀社の営業の方に相談したら、葬儀社が葬式の時に貸し出す小さな古いのがあるから、貸す、それも永久に、と、言ってくださった。
なんとまぁ、有り難いこと。
匂いがあまりしない線香まで付けてくれて。

仙台を離れる前に、般若心経を読んだ。
で、次(いつになるのだっ!)につながる。

結局、往にたる父の負の遺産(遺物、かも、発掘しないといけない)の整理はまだできていない。
何でも、借りた仕事場、家賃を払っていない(何年分だ?)、工具類(工業用ミシンに)を置きっぱなし、らしい。
うげぇ〜

Author: Kumecchi

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