2006年6月23日(金)〜25日(日)

6月24日(土)・25日(日)は、 JAPTL の年会だ。
今年は、茨城キリスト教大学(日立市大甕)だった。
築○十年のビジネスホテルに泊まる。インターネットが利用できる、ということと、会場に近い、というだけで予約。
他の皆さんは、どうやら、日立市に泊まったらしい。
一応、理事なので、24日の理事会にさえ出ればよかったので、かなり気がラク。
初日、2日目と、遅刻。セッションの最初の発表の終わり頃に会場入り。
この学会は、小さい事もあり、発表に15分、質疑応答に15分、さらに、セッションの終わりに改めて討論の時間が取ってある。
授業研究が主体であり、大いに刺激される。
で、2日目の午後。プログラムを見ていて、どうにも気に入らない研究があったので、そのセッションに潜り込む。
小学5年生を200人も被験者(被害者)にして、段落の要点をまとめられるのは、中学生になってからだ、という、極めて傍観者的、無責任な研究だった。
M谷純先生が降りてきた。
「極めて無責任な研究なので、いちゃもんをつけます」とケンカを挑んだ。
「200人の小学生のこれまでの学習成果に関しては、何故、無視できるのか」
「向山洋一の段落のまとめ方に関しては、ご存知だと思われるが、意見を聞きたい。」
すると、「方法の研究ではない」から「答えられない」ときたもんだ。
思わず、「あなたは、子どもたちにどうなってほしいのだ!」と叫んでしまった。

悪い事に…次の発表がつまらなかったので、寝てしまった。
起きた時、ちょうど、総括討論の時間で、W大のMさんが、先にケンカを挑んだ発表者に質問していた。
「もし、要約する課題文に、筆者の感想など、ダミー文を入れた場合には、結果は変ったのではないか」
穏やかに質問していたが、強烈である。
いつぞやも書いたのだが、発表者はその質問の意味を理解できていなかった。
我々は、ニヤニヤしていた。
おー、怖い。

Author: Kumecchi

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