家元と志の輔、二人会、親子会である。
何をおいても、観なければ、聴かなければ、ならない。
で、いくつか、さぼった。
前期は、週に授業(常に全力投球!)が7コマ、ある。友人たちに言わせれば、これ位が普通、らしい、の、だが、診断名がついて3年目くらいから、「疲れる(事が自覚できる)」ようになり、とても、続けられない。
5/26などは、すぅ〜っかり、「出席する」と伝えた会議を忘れていた。
前日の木曜日が連続3コマの授業、わずか3コマ続いただけで、次の日にはぐったりしてしまう。
某公立大学の時には、朝から夕方まで出ずっぱり(1日5コマ)、立ちっぱなしでも、次の日の朝から(1コマ目から)授業をしていたのに。
何といっても、歳だな。
月曜日に2コマ授業があり、火曜日はぐったり、下手をすると、水曜日もぐったり。
木曜日に3コマ連続してあることは書いた通り、金曜日はぐったり、ぐったりしていることを見せずに、2コマ授業をするので土曜日と日曜日は、チョーぐぅ〜ったり、である。
すでに書いたように、連休はぐったりダラダラ、ほんとに、有り難い時に連休があるものだ。
で、新橋演舞場だ。
初めて行った。
花道があった。
つまり、お芝居をするところ、なのである。
客層は、いつもの家元の客層、というよりは、志の輔の客層が多かったかもしれない。
とは言え、あたしを始め、オタッキーな方々が、集まっていた。
隣のお兄ちゃんは、1つ終わるごとに、演目をメモっていた。
家元の「○○のジョーク、やろうか?」には、あたしよりも先に笑っていたから、相当なものだろう。
…恐らく、ブログに書いていることと思う。
で。
大方の予想に反して、幕が開くと、花道からいきなり家元がゆっくりと登場。
誰が前座をするのだろう、それとも、幕が開くと2人が出てくるのだろうか、などと、予想していたのだけど。
家元、耳が聞こえないのだ、もうダメだ、とは言うものの、なになに、まだまだ、やはりすごい。
何しろ、新橋演舞場で、あのネタだもの…あたしは…書けない。
終わって、次は、やはり花道から志の輔登場。
ひとしきり、弟子になって24年、ずっと、家元は自分の予想に反する事をしていたとを話した。
勿論、志の輔だから、その後が長い。
荻生徂徠、だった。
うまいなぁ〜
休憩を挟んで、再び志の輔、みどりの窓口、ところどころに、独特のくすぐりを入れる。
うまいなぁ〜
そして、取りは家元。
談志百選だったか、著書だったか、子別れは上中下あるのに、誰も全部はやらない、と、言っていた。
それらを解説しながら、演じてしまう。
子は鎹、先日の正蔵、モトイ、こぶ平、セリフをかんだけれども、演じた子どもはかわいかった。
家元の子どもは、なかなか生意気。でも、あんな子ども、居そう、だな。
最初に、例のごとく、オレの落語がわかるヤツだけ聴け、と、断っていたけれども…
あの子どもをみせたかったのかもしれない…違う、かな。
途中で、これじゃあ、今迄のと変わらねぇなぁ、とは、言ってはいたが、どうして、面白い。
やはり、すごい。
しかし、家元、だから、昨日、玄能でたたかれそうになったのかぁ…の、後、納得がいかなかった様子。
そこに、いきなり、幕が下りる。
これ、演出かも、と、思ってしまう。
もちろん、いつものように、幕が再度上がって、評価活動が始まった。
一番上手いのは、志の輔だ、と、言いかけたところで、志の輔登場。
2人が並んでいる姿が、また、よかった。
再度、家元、一番上手いのは志の輔、と強調していた。
もう任せた、と、言ってはいたが…
また、二人会が観たい。
…ちなみに、19時開演で、終わったのは、21:55であった…長い…そこが、いい…いつまでも聴いていたかった…
これで、明日は、妙な論文の査読もできるかな。
そういえば、妙な報告書を仕上げなければならなかった。
うーん、興奮して、眠れないかも。
…まずい、今日は、全然、薬を飲んでいなかった。
予想通り、眠れなかった。
おまけに、シンデレラマン、まで、観てしまうし。