晦の明け方に見た幻覚は友がすりより尻押しささやく 金縛り友とかすかに思ふのみ誰とも知れず過去悔いるなり 無いはずの襖が開いて人ぞ来る布団剥がされ寒さで起きる 襖開き見知らぬ3人見下ろしつ何ぞいひたき哀しげなかほ 幻覚とひ […]
幻覚5首
電機屋で
電機屋で 独り言いふ 吾を見たり 待合室の 隣人のごと 待合室は楽しくもあり、キンチョーもする。どの席に座るか、隣の人は座られたくないのではないか、自分はどう見られるのだろう…少なくともあたしは、両脇に誰もい […]
まいった…その参
9月末から、前期に行った教育実習研究のビデオ学習に利用した各種ファイルのバックアップ作業をしている。本来ならば、TAの仕事の筈だが、書類上、前期で雇い上げは終わっているし、何やら指導生どもは忙しそうなので、あたしがやって […]
週末の
週末の 都心の空に あかあかと 火星が一つ 吾を見つめをり 火星は赤いのだから、白い白馬、馬から落馬、かな…
まいった…その弐
一時に、3つのハードディスクが壊れた。正確には、あたしが壊した、ことになるのだな。 このブログサーバーのハードディスクのデフラグをしたのが始まり。 そもそも、このような作業は、オペレーティングシステムが基本機能として備え […]
まいった…その壱
いつの間にか、11月だ。それも、10日を過ぎ、中旬だ。 最後の書き込みが7月末、コメントの書き込みが8月末、既に2ヶ月半が過ぎている。 追々、書きたかったことを追加して行くことにして、今月に入ってから、サーバーの調子が悪 […]
川べりで
川べりで背を競いたるイネ科ども花風にゆれ銀に輝く
喫煙を
喫煙を しようとしても 火を点ける タバコの先も 見えざるよはい
太棹の
太棹の 三味の音響く 下通り 肥後の国にて 津軽を聴けり
パキシルの服用停止にて詠める
副作用無しと言はれしパキシルは服用停止で暴れまくれり 処方せん持って走りしすぐにでも服用したし輝ける薬 体内の濃度高まるその日まで続く闘い萎える身体 催促がネット介して押し寄せりただひたすらに丸くなるのみ 空腹も尿意も痛 […]