依存症

頭よりはるかにデカい補虫網振り回されてカナブン一匹
ビルの上赤星ひとつ望月は笠をかぶりて蒸し暑き夜
西日浴び紫煙の先を眺めつつ今日も生きてた不思議を思ふ
自らに対する認知狂ひをり疲れを知らずひたすら眠る
疲れだと前頭葉は認むるも直ぐ義理義務が上書きせしむ
親しげな電子のカード届きたり歳をとこなる咳しつる吾
クマゼミが鳴き終わりたり強烈な西日の中にひそむ秋風
久しぶりに会議で出て行けた。
もちろん、指導生との打合せもあったし、週末の集中講義の準備もあった。
頑張って出て行った、の、だな。
残念ながら、かんちゅーはい、350ccのチカラを借りてしまった。

会議の内容にはついて行けなかった。
ただし、電子シラバスシステムエシラスに対して、大きな誤解が生じている事だけはわかった。

全学に先駆けて、一般公開を行った、先駆的なシステムである。
開発した当時の院生にはかなりの圧力をかけた。
少なくとも、素人を演ずるあたしが納得するような使い勝手を目指したのだ、な。

前にも書いたけれども、全学的なシラバスシステムのひな形に採用されるくらいだ。

会議では、某B学部のが素晴らしい、と、言うことだった。
会議後、指導生と共に、学生の立場から閲覧したが、1つの機能を除いて、全てエシラスに備わっている。
2000年当時に作成されたのだから、当然、後発のシステムの方が優れていて当然だ。
なんとなく、某ビックカメラや某ヨドバシカメラのインターネットショッピングのサイトを見ているような感じがした。
恐らく、それなりのテンプレートがあるのだろうね。

それから、エシラスは自由に書き換えられないから、ダメ、なんだそうだ。
何いってやがる、某教務委員会の要請で、期限付きで入力可能なように、わざわざ、あたしがプログラムを作ったんだぜ。
それに、自由にいつでも教員が書き換えられるようならば、契約書としてのシラバスの意味がない。
つまり、某B学部・学府の教員は、学生・院生と契約するつもりはないのだろう。

果たして、全学のシステムはどうなるのだろうねぇ〜

今年2度目の連続飲酒。500mlのちゅーはいを1日に6本飲み続けてしまった。
だるくて一日中寝ているし、時々、嫌な過去を思い出す。
指導生の論文指導の前に1本。とりあえず、家から出て行けるし、それなりのアイディアも出る。
文章の論理的矛盾も指摘できる。
しかし、よく転ぶ。
当たり前だ、自覚していないだけで、酔っぱらっているのだから。

8/21、木曜日、通院の日。
とうとう、アルコール依存専門医に行け、と指令された。
翌日、22日に某雁の巣病院に行く事にした、の、だが、起きる事ができなかった。
木曜日に調子こいて60通ほど、学生たちにメールを書いていて、いつの間にか、23時になっていた。
土曜日、23日の午前中に、通院再挑戦。
が、やはり、気がつくと昼を過ぎていた。
幸い、断酒は続いている。

暴れない理性が残っているうちに、通院できる事を祈るのみ。

酒を飲まないと、煙草が増える。酒を飲んでいると、煙草は減る。
酒を飲みながら炭水化物を摂取するので、腹周りが復活した。
げっそり痩せているよりは、「怖く」見えないだろうから、多少はいいのかもしれない。

職場の大学説明会があった。
出し物は、模擬授業である。
遅刻した。
幸い、今年度は、院生が一コマ持ってくれていたので、なんとかなったけど。

高校2年生はまじめに話を聞いてくれる。
納得すれば素直にうなずくし、わからければ首をかしげる。
そうそう、そんな授業を研究しているのだよん。
伝わったかな。

夕方、出入り禁止になっていた近所の居酒屋で...事前に詫びをいれましたっ...打ち上げ。
学生どもは、ソフトドリンクばかり飲んで、それだけで予算オーバー。
困った。

この居酒屋の大将には、毎年、中元を送っている。
今年も送った。
そのお返しが、届いた。
手紙が添えてあった。
ちゃんと、食事ができていないだろうから、と、店で出している野菜の煮物、佃煮、豚の角煮、そして鯛の煮物が入っていた。
しばらく、言葉を失った。
久しぶりに泣いた。
泣きながら、野菜の煮物と鯛の煮物をつついてみた。
塩加減があたし好みだった。
ますます泣けた。

週の半ば、大将を訪ねた。
さすがに、依存症までは見抜いていなかったが、酒量が尋常ではない事から出入り禁止にしてくれたのだった。
正解である。

職場の皆さん、指導生、元指導生、授業の受講生の皆さんや、居酒屋の大将、みんなに迷惑をかけつつ、生きている。
せめて、自殺だけはしないようにしようっと。

ちなみに、説明会の翌日、夜間の社会人院生たちと、もつ鍋研究会の自主研究会を催した。
遅刻した。バスに乗ったのが間違い。
さすがに社会人、携帯電話のナビをたよりに会場に着いていた。
5人で24人分を食した。あたしが奉行だったから、かなりマイルド。
辛いのが苦手ぇ〜、という人が2人居たので。
それから、これまでモツは大嫌い、だった人が、こんなおいしいとは思わなかった、と言っていた。
概念崩しが成功。

予想通り、その後、二日ほど寝込んだ。


ここしばらく、毎日、ちゅーはい、というヤツを飲んでしまっている。
自信がないのだろうね。
7月最後の週の月・火と、某県看護教員養成講習会で1日6時間ほど話す機会があった。
今年度は、あたしの1人勝負で、普段の授業で使っている教材を用いた。
勿論、看護実践の事例も添えて説明した。
とても反響がよかった、と、自己満足している。

学生から質問されて答えられなかったらどうしたらよいか、等といった、まるで教育実習の事前指導の時に話しているような事柄についても質問された。
そうなんだ、と、3年目で初めて気付いた。
彼らは、教壇に立っている人もいるしこれから立つ人もいるのだった。
まだ、あたしの守備範囲で勝負できるのだな。

疲れたけど、楽しかった。
予想通り、その後、二日ほど寝込んだ。

止まりつつ素直に流るるメッセージ達成感ぞmakeされける
PPの小さな文字に意見する誰であろうと怖いもの無し
プレゼンで読めない文字は密やかに見せたくないといふことなりや
早々とうつとの共存選択す闘う気力とうに失せたり
だらだらとその日に思ふことをする生きる目的すら探せずに
父母や妹すらも思えずば天涯孤独といふ傲慢
酒無しで何もできない事ばかり認知の狂ひ自覚せるなり
狂ひたる認知が故の怖いもの無し自滅するのは嫌ひなれども
企図せども死体の始末考へる一筋残る知識構造
約束を違へてもなほ付いてくる指導生のみ心残りなる
妙に、疲れる。
気がつくと、昼過ぎになっているし、起きていてもだるいし。
気温が夜昼で急変する、ということも関係しているだろうし、今は、天敵カモガヤどもが盛んに花粉を飛ばしている時期だから、ということも有りそうだ。
パキシル40mg、眠剤、降圧剤、そして、ニコチンが加わっているのだから、肝臓・腎臓がフル稼働しているはずだ。
疲れてどうしようもないと、つい、職場に行く前にビールを呑んでしまう。
これが輪をかけて、幻覚につながるのだろうな。
あの幻覚は、アルコール依存症の離脱症状だ。

金曜の夜が鬼門であることには変わりはない。
気がつくと、ウィスキーの小瓶が空いていたりする。
幻覚はその次の夜に見るようだ。

腹が空かないので、食事をする気にもなれない。
動いて、食べて、ウンチする、のが、動物の定義なら、動かない、食べない、ウンチもしない、あたしは、植物か...

ニコチンやアルコールに依存していることは確実だ。
つくづく、中島らもの「今夜、すべてのバーで」を読んでいて良かったと思う。
この本では、ある章がやたらと長い。そこで、依存論が展開されている。
担当医に、アルコール依存のことを相談した時だ。ヒトにとって依存は避けられないのではないか、と聞いてみた。
担当医の言うことには、社会的影響を考えれば、依存が避けられないのなら、煙草にしなさい、ということだった。
良い先生だ、ね。

つらいが、この週も通院できなかった。毎週木曜日が通院の日には変わりない。
朝から起きて仕事をしていた。だが、一段落して横になったら、もうダメだった。
気がついた時には、13時近く...
とりあえず、VNCとiChat AVを使って、午後の授業のために集まっている院生たちに呼びかけてみる。
タクシーを飛ばして、30分遅れで打合せに入った。
パキシルが週末にはなくなる。

で、煙草、だ。
幸い、紙巻き煙草は飽きる。
問題は、葉巻だ。
うまい、と、思えるのだ、なぁ〜

それと。
可能性として、サーバ管理、プログラミング、にも、依存しているのかもしれない。
そう言えば、クリスチーナ・リッチの私は「うつ依存症」の女、という映画が有ったな。
うつへの依存をやめれば、うつは治る、といった意味合いの本も読んだことが有る。
確か、中島らもと著者が対談をしていた。今、手元には無い、さて、どこだ?
読んだ時には、なんだかよくわからなかったのだが、今の私は、うつとの共存の道に進んでいるとすれば、依存と呼んでもいいのかもしれない。
それより、クスリ依存、も、ありそうだ。
医者嫌いのクスリ好き、だし。

遺伝子に組み込まれている、という話は、Re:Genesis リ・ジェネシスに出てきている。
フィクションか否かは、まだ調査していない。

26日は、久々にもつ鍋研究会だ。
元気になるかな...

水銀が蟲になりたり
全身の皮の真下に躍り蠢く

銀色のひょろながきもの
皮膚破り間抜けな顔で眺むるはたそ

ブチプチと皮膚を破りし
間抜け顔恐怖は蟲の数のN乗

背中にも蟲は這いたり
まずは腕
爪折れるまで掻き出しにけり

天井に巨大スライム居座りて水銀垂らす
ヌメる赤爪

景気付け猪口一杯のアルコール連続飲酒に代わりたる秋

呑んで寝て食欲はなしまた呑んで紫煙の先に漂へる蟲

酔ふことも
足ることもなく
呑む酒で
充つこともなく
ヒトを離れる

ガラム吸い
缶ビール開け
借り受けし
今日の元気は
3倍還し

晦の明け方に見た幻覚は友がすりより尻押しささやく
金縛り友とかすかに思ふのみ誰とも知れず過去悔いるなり
無いはずの襖が開いて人ぞ来る布団剥がされ寒さで起きる
襖開き見知らぬ3人見下ろしつ何ぞいひたき哀しげなかほ
幻覚とひたすら叫ぶ知識あり睡眠薬かアルコールかも

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