ため息しか出ない

みのるちゃん(わたしの母親)を、2011/03/06、仙台から福岡に移した。

引き取った、とも言うな。
それ以来、よく眠れていない。
最初は、2時間おきにトイレに連れて行った。
2010年の10月、仙台を訪れた時には、基本、自分の事は自分でできていた。
トイレまで行く、パンツをおろす、用を足す、パンツをあげる、トイレから戻る...
それぞれができなくなっていた。
愕然
2009年の2月に父親が亡くなって以来、一人暮らしをしていた。
半年後、譫妄がひどくなり、一人暮らしを止めた。
それからの1年半、ひと月に1回の通院以外、家からでなくなった。
...出されなかった、のかもしれない...
わずか1年半、で、激変した。
福岡に来て、初日の夜、頭の上を人が走り回った、そうだ。
徐々に落ち着いて、ぽつり、ぽつり、と、話し始めた事を聞いていると、ため息しか出てこない。
典型的な、高齢者虐待、だと思う。
聞いた時には、とても頭にきた、し、書いてやろう、とも、思った。
だが、聞き続けるうちに、だんだんとわたしがまいってしまった。
書く事に意味があるのか...
それでも、書いてみよう。
1.身体的虐待
2.心理的虐待
3.ネグレクト(介護や世話の放棄)
4.経済的虐待
みのるちゃんの通帳、仙台の地方銀行とゆうちょ銀行、それぞれ、「介護者」に渡していた。
今思うと、「介護者」の自覚の無い人間に渡してしまっていたのだな。
みのるちゃんが頼んでお金をおろしてもらうとき、10万円、5万円、という具合におろす。
これは、わたしが頼まれた時も同じだった。
通帳を見ると、2000円、30000円、とおろされている事がある。
ざっと、47万円になっていた。
みのるちゃんは年金生活者である。
2ヶ月に1回、自分の分と、なくなった父親の関係で、19万円程入金される。
ひと月に1回は、区役所から30000円、入金される。
毎月、12万円ほどの入金だ。
「介護者」は、「自分にはお金がない」という理由で、みのるちゃんからお金をもらって生活していたらしい。
風邪を引いた時、みのるちゃんはそのまま、「介護者」はみのるちゃんから3000円をもらい、通院したとの事。
毎月1回のパーキンソン病の通院の時には、10000円を「介護者」に渡していたらしい。
みのるちゃんは、特定難病指定を受けているので、医療費はかからない。薬代としても高すぎる。
残りは、「お駄賃」になっていたようだ。

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