公開忘れ...2007年4月14日(土)の続き

何やら、母親の担当医2人は、譫妄対策に、安定剤を出したらしい。

退院の前日、母親の部屋に行くと、寂しそうな顔を通り越して、仮面うつ病患者を見ているようだった。
表情筋を動かせない訳ではない。
パーキンソン病の薬がかなり効いていて、それなりにトイレにも1人で行けるのだ。

担当医の1人が病室に来た。
母親は切れました、ね。
こーゆー点は、あたしが受け継いでいる。

曰く、
あんだが、まず、薬、飲んでみでがら、他人さ飲ませなさい!

いいねぇ。そのとーり。

兎に角、担当医を病室から連れ出し、話をした。
処方した薬が、意図通り効かなかったことは認めた。

あんた、話しが下手だねぇ、と、ひとこと言ってやった。
母親にはあたしが話をすることにした。
後1晩で退院だ、兎に角、下手なことはしてもらいたくない。

母親には、嘘をついた。
あたしはコンピュータの専門家である、だから、ナースステーションに行って、監視装置をこのベッドだけ外してくる。
そんなごど、でぎんのがぁ?
なにいっでんだぁ、オレは専門家だじゃ。

ま、実際には、トイレに行ったのですけど、ね。
病院の外に出で煙草でも吸ってきても良かったんだけど、帰りの飛行機の搭乗時刻が近づいている。時間が無い。

切ってきたぜ、どうよ。
えっ? そんなごど、でぎんのがぁ?
あったりめーよ、専門家だぁ、ついでに、看護師にも話しをつけどいだがらさ。
そーなのがぁ、いがったぁ〜

帰りがけに、あたしの携帯電話を置いて行った。ボタン1つで、もう一つのあたしの携帯電話につながるようにして。
何か来たら、兎に角、電話しなさい。
じゃ、来月、また仙台に来るからさ、それまで、辛抱してね。<

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