Q&A_5...12月24日(土)

Q&Aの続き
「急に無気力になったり、死にたくなったりしたとき、どうしたら気持ちを浮上させられるか?」
あ゛〜
ん〜
ねぇ〜
これって、誰もが答えを知りたくて、まだ誰も正確には答えられない問いではないでしょうかねぇ〜
もしも、答えがわかったら、精神科医(カウンセラーも、か、な...それとも仕事の中身が「問題のすり替え」*から変るか...)の仕事が少なくなる、かも。
誰にとっても、「必ず」「絶対に」「確実に」効く、そんな方法は、少なくとも、あたしは知りません。
少なくとも、あたしの場合は、ただじっと寝ていると、そのうちに浮かんでくる、というだけ(鬱の時にはなんとかなりそうだ)。
多分、あたし以外の人にとっては、ただじっと寝ていても、ダメかも、いや、ダメでしょう。
かく言う、あたしでも、「行動の概要(PDFファイル;80,429バイト)」をつけてみたり、病名がついてから、既に5年を費やしているのだし、「じっと寝ていること」が確実ではない、という1つの証拠でしょう。
とはいえ。
少なくとも、あたしの場合は、待つ、こと、が、いいように思うのでした。
バリバリに動き、ガシガシ仕事をしている時、が、むしろ、やばい(鬱の時にはなんとかなりそうだ)。
これがわかっただけでも、そうとう、良い情報を仕入れた、と、考えております、はい。
いずれにしても、認知の歪みを含めて、知識構造も再構造化しないと、「緩解」とは言えないように思うのですよ。
ということは、精神科医の仕事は、薬の処方、諸々の判断、だけでなく、患者の知識構造の変革・再構造化も含まれるのだと思うのでございまする。
「薬を飲まなければいけません」と、言うだけで、患者の行動が変容すると考えているとしたら、医学はそうとうあまっちょろいことをしていることになりますな。
患者に「学習の機会」を見いだし、長期的な学習プログラムも設計することが必要なように思う、今日の頃。
いちおー、そのスジの専門家としての、思いつき、で、書いております。


*「問題のすり替え」
これまで、あたしの講義・講演を聞いてくださった受講生が「目からうろこでした」と言うことに慣れていた。この本は、珍しく、あたし自身が「目からうろこ」、だった。モヤモヤしていたのは、これだったんだ!
詳しくは...
「心の専門家」はいらない
小沢 牧子
4896916158

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神経症性うつ病日記 - パッチ (2012年9月27日 13:24)

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コメント(11)

認知の歪みを含め、知識構造も再構造化しないと「緩解」とは言えないように思う。

…なるほど。治癒、とまではゆかなくとも(求める自体が誤り)、緩和するには認知の矯正・知識の再構造化が必要、ですか…。
 そういえば、認知療法というのがありましたね。内容的には一番近いのかなあ、心理やさんの世界では。長期に渡る学習(生活上)のプログラムを設計するというのは…行動療法に近いのかなあ。いや、あれは微妙すぎるだろう…。

 (以上、ひとり言でした。)

精神科医の仕事といえば、薬の処方、諸々の判断(カウンセリングも)などなど、結構幅広いですが、臨床心理士ってそれに比べて、ことさら目に見えない技量が問われる仕事である気がします。精神科医は、まあちょっと人当たりが良くなくても、投薬という医療行為ができる分「目に見える技術」に頼ることができる。まあ、薬の処方も微妙なさじ加減が問われるので、結構難しいわけではありますが─
 なんか、言いたいことがうまく整理できていませんが、要するに臨床心理士は、その人自身の「人としての」技量のみに頼らざるを得ない職業だと私は思うのです。
 そう、そこに先生がおっっしゃる「知識の再構造化」を促すことのできる技量も…となると、いやはや、どこをどうして一人前になってゆけるのだろう…。
仕事をしながら、共に成長してゆく、となるのでしょうね。

いつぞや、「仕事をしながら、自らで適職にする」といった内容に触れましたが、本当にそうなんでしょうね。簡単に言えることではありませんが。

でも結局、カウンセリングに関して、本当に「この人(心理士or精神科医)に出会えて、本当によかった〜」と思えるかどうかって、相性の問題に他ならない気がします。

…となると、カウンセリングは‘お見合い’だ(笑)。

果てなくドクター・ショッピングを続けている人も多いわけで。
あーあ…、ますます胡散臭いですね〜。

自分は結局、その何人目かの人物に引っかかって、その‘胡散臭い’職業・世界にのめり込んでしまったという具合でしょうか。

胡散臭くて、信じられなかったら、「心の専門家なんていらなーい!」となってしまいますね。
 (本を読んでいないので、題からしか想像できません…ごめんなさい)

…にしても、認知や学習といった方面から切り込んでみるのは、すごく新鮮です。

「目からウロコ?」
どうでしょう…

《ちなみに明日(今日)から集中講義があります。寝なくては、明日がツライ…》

基本的に、医者は無責任で、カウンセラーは問題をすり替える、と、あたしは考えている。
もし「この人(心理士or精神科医)に出会えて、本当によかった〜」と思わせてしまったとしたら、失格ではないだろうか、とさえ考えてしまう。そのように思わせるためには、一方向的な関係だけで十分なはずがなく、そして、そうなってしまっては、そもそも仕事にならないはずだし。
ただ、どちらにしても、患者に学習させなければ失敗だと思うな。by なかなか学習しない患者…なんじゃ?

うう…コメントのコメントでチクチク…

でも、懲りずにブログを読みつつ書き込みは致します。。

「一方向的な関係だけで十分なはずがなく、そして、そうなってしまってはそもそも仕事にならない」

おお、確かにそうです!その先生とは、もはや「医師─患者」の関係は崩れてしまっていますね。
手土産(お酒)をもって訪問し、四方山話をしつつ近況報告…

にしても、医学 VS 心理学 ではないかと最近微妙に感じます。
心理士は、医師をはじめとする「医学(医療系)」を、どことなく嫌っているような…

発達系の教官の言葉の節々に、そんな印象をうけました。
立場上、そうなのかもしれないけれど…。

そうそう、ヴィゴツキーによれば、発達は教育によって作られる。発達系は…
やめよっと。

へえー…
なんか色々わけがあるようですね〜。

ヴィゴツキーっていうとM野先生ですねぇ(私的に)。 このあたりの分野は結構好きなのです。 けど、能力的に無理がある感があって見送りました…(研究室)

M野先生の雰囲気がとても好き。
どことなく‘お父さん’ちっくな感じが(笑)。


…私は何が言いたかったのだろう?

単純な「置換」でござる。
発達は教育によって作られる…しつこいか。

いえいえ(笑)

…教育と心理って、‘微妙に’仲良しなのかもしれませんね。(と思ってみたり)

─いえいえ、いやいや。

だから、心理系という言葉はよくないのだよ。形式的にしか教育心理学系という言葉が残っていないのはとても残念。
あたしが心理系と「揶揄して」使う場合は、「残念」という思いを含むのよん。
環境要因を制限していると考えれば、学校という仕組みによって壮大な(仮想的な)実験室ができ上がる、はず。妙に現実離れした実験室実験で情報を仕入れるよりははるかに良いと考えたい。
もちろん、制限しているとはいえ、要因数は「とてもたくさん」ではあるけれども。

私を含めた多くの学生(そのほかも)、誤った見方をしているのですね。やはり。

少なくとも同じ「人」に関係した学問であるのだから、ここまで違和感を感じてしまうこと自体に違和感がある気がするのです。
学問、として名称のみならず、その概念までもを分けてしまっている事実。

…でも、学校現場をテーマにした研究もたくさんありますよね。よく考えてみれば…

それに、質問紙ってどれほど信頼性があるのでしょう。分かりきったことですが、実験結果を見つつさらにビミョーな気持ちになっています。

─やはり、直接インタビュー(面接法?)した方がよかったかなあ、とか。

卒論にあたって、仮にテーマが決まったとしても、何を対象にするのか…母集団とかetc…。
偏った見方で、重要な要素を見過ごしてしまう自分であったなら、きっと「しまった」という結果になるだろう。

下手に完ぺき主義の私は、先々結構思いやられます。

誤解も理解のうち。
問題は、生涯にわたって、自らの知識構造を再構造化できるか、と、いうこと。
質問紙に限らず、我々は、結局、間接測定しかできない、ということを頭の隅で考えながら、確信犯的に事を進めるしかない。
ちなみに、間違わないために統計学を使うのではない、できるだけ間違いを少なくするために使うべきだろう。

[確信犯的]


…どこぞやで目にした言葉ですね。
学部紹介の冊子だったような。

そうそう、先生のキーワードでした(笑)。

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